90年代の伝説的恋愛ドラマ『東京ラブストーリー』。今年の春に現代版としてリメイク・復活するというニュースがありました。
『東京ラブストーリー』をリアルタイムで見ていた40代以上の人にとっては楽しみですね。
2020年4月29日『東京ラブストーリー2020』の配信がスタートしました。
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【東京ラブストーリー2020】第4話のネタバレ感想|さとみの傘は天然?
そこでリメイク版を楽しむため、1991年放送のオリジナル『東京ラブストーリー』をもう一度 見直すことにしました。
ルゥク
今回、『東京ラブストーリー』は、無料で観ることができました。
ドラマを観て「他にもこんな感想あるよっ!」という方は、コメント欄にコメントくださいませ。
ルゥク
本家じゃないけど、「ラブ・ストーリーは突然に」を聴きながら読んでください〜〜
ドラマ『東京ラブストーリー』とは
『東京ラブストーリー』は柴門ふみ原作の恋愛ドラマです。
キャッチコピーは「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」。
東京に生きる若者たちの、揺れ動く心を描いた恋愛ドラマの金字塔。
全11話のあらすじはこちらの記事にまとめていますので、ご覧ください。
ドラマ『東京ラブストーリー』を観た感想
『東京ラブストーリー』を無料で一気に観ました。だいたい3日間くらいで。
ぼくは男だけど、リカの喋り方や所作がうつってしまいそうなくらい、リカのキャラクターと恋愛に対する真っ直ぐな思いは強烈でした。
また、『ずっちぃな〜』や『〇〇しよ』といった名言が登場すると、「おおこの名言は、このシーンだったのか!」と盛り上がります。
面白かったポイントは4つ
- スマホがあれば?
- 時代背景が懐かしい
- もう心ゆれたりしないで…
- 関口さとみとおでん
スマホがあれば?
『東京ラブストーリー』はとにかく電話のシーンが多いです。
自宅に職場に、朝も夜も、スマホがないから固定電話にかけまくり。
そしてなぜか、リアとカンチは直接会っていても、エアー電話で話します(笑)。
はぁ?エアー電話ってなんだよ?
いや、意味わかりませんよね。確かに、そうなんです。ぼくもドラマを観た時に、なぜそれをやるのか意味がわかりませんでした。
「お互いの本音はエア電話で!」って感じでしょうか。
ピ・ポ・パで始まるリカとカンチのエア電話。
ぜひ1991年版『東京ラブストーリー』を観て、ご自分の目で確かめてください。
最終回にも登場します。
すみません。エア電話で勝手に盛り上がり、話はそれてしまいました…
とにかく1991年はスマホがなく、メールやラインのやりとりができない時代でした。
どういうことかというと、
待ち合わせに遅れたり、急遽行けなくなったりしたら、連絡のとりようがないんですね。
それゆえに生じるじれったさ、ドキドキ感がこのドラマの魅力です。
2020年に配信される『リメイク版』は、とうぜんスマホがある現代の時代設定なわけですから、91年版の最大の魅力だった、連絡がとれないゆえのドキドキ感がどのように表現されるか、楽しみです。
時代背景が懐かしい
『東京ラブストーリー』を観た感想、2つ目はとにかく時代背景が懐かしいです。
平野ノラみたいな人が、たくさん出てきます(笑)
先ほど話したように、スマホはなし。そして、インターネットもなし。パソコンもなし。
ひんぱんに公衆電話を使うなど、今では考えれません。
主人公の永尾カンチがでかいワープロをかたかた打つシーンがあるのですが、「あー、あんなワープロうちにもあったな〜」と懐かしい気持ちになりました。
ネット環境やSNSがない当時、人とのコミュニケーションは直接会うか固定電話。
人とのつながりが今よりも濃密な感じがします。
なんか、ステキな時代ですよね。
もう心ゆれたりしないで…
『東京ラブストーリー』を観てて思ったのは、「みんな心ゆれすぎ…」だということです。
いや、まあ、それが恋愛ドラマの醍醐味なのですが。
『東京ラブストーリー』の主題歌、小田和正さんが歌う『ラブストーリーは突然に』にこういう歌詞があります。
誰かが甘く誘う言葉にもう心ゆれたりしないで
ほんと、これ。
リカ以外の3人、カンチ/三上/関口さとみは心ゆれまくりなんです。
恋愛、友情、憧れ、嫉妬、競争心、嫉妬といった感情が入り混じり、心がゆれます。
でも、最終的にはそうした不純物がはがれていき、本当に好きなのは誰か?という本音が明らかになっていく。そのプロセスは観ていて面白かったです。
三上とさとみが別れてから、みんな自分の素直な気持ちと向き合うようになります。
関口さとみとおでん
『東京ラブストーリー』のキープレイヤーは間違いなく関口さとみ。カンチと三上が思いを寄せる同級生です。
このさとみがストーリーをかき回す、いわゆる「イヤな女」の役どころなんですが、91年版でさとみを演じた有森也実さんは、このドラマの影響で自宅に脅迫状まで届いたようです。
さすがに、脅迫状を送るのはいけませんが、さとみを観ていてイライラするシーンは多かったです。
おそらく、皆さんの一番印象的なシーンは「関口さとみのおでんシーン」でしょうか。
カンチがリカと大事な話をするために、家を出ようとしていたとき。カンチの家に関口さとみが。
さとみ「これ、こないだ約束したでしょ、おでん…」
おでん!?こんな時に!
この後、さとみがカンチに告げた言葉は、更に視聴者をいらつかせることに…。
おでんシーン、分からない人はエア電話シーンと合わせてみてください。
このシーン、2020年版でもあるかな…。おでんは変えないでほしいなー(笑)
関連記事東京ラブストーリー|2020年リメイク版のキャストは誰?
ドラマ『東京ラブストーリー』ネタバレ
最終回、リカはロサンゼルス行きを決めてカンチは別れることに。
最終的に、カンチはおでんを持ってきたさとみと一緒になります。
3年後、最後のシーンは、第1話の「ずっちぃなー」と同じ状況。もう二度とあの「ずっちぃなー」は聞けないんですね。
まとめ
むかし見た人も、初めて見る人も楽しめる、恋愛ドラマの金字塔『東京ラブストーリー(1991年版)』。
- リカの真っ直ぐな思いに心打たれるもよし
- カンチの優柔不断さにツッコミながら見るもよし
- 三上がふっきれた後の男らしさに魅せられるもよし
- さとみの確信犯的なあざとさにイライラするのもよし
今は動画配信の見放題サービスがあるので、休みの日に自宅で引きこもって、ピザをとって、コーラ買って、ポテチ買って、東京ラブストーリーの世界にどっぷりはまってください。
【フジテレビ公式】と【Amazonプライム】で観れます。初回登録なら無料視聴できるのでおすすめ。
ほかにも、「ずっちぃなー」や「〇〇しよ」など、東京ラブストーリーの名言をまとめた記事もあるので、よかったご覧ください。
以上、東京ラブストーリー(1991年版)を観た感想でした。