2020年5月27日水曜日、『東京ラブストーリー2020』の第10話が配信されました。
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『東京ラブストーリー』は言わずと知れた鈴木保奈美／織田裕二主演の伝説月9ドラマ（1991年放送）のリメイク版・令和版。
1991年版の東京ラブストーリーを見た人にとっては、過去のシーンやセリフと比較しながら楽しめる、見どころ満載のドラマ。
ギモン猫
そんな疑問を持つ方に向けて2020年版の感想とネタバレを書いています。僕も1991年版『東京ラブストーリー』のファンです。
そのうえで、比較しながら感想を書いていきますので、参考にしてください。
『東京ラブストーリー2020』の名言・名セリフ集はこちらの記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
▷東京ラブストーリー（2020）の名言・名セリフ100個｜令和のリカ語録！
ではさっそく、第10話を見た感想を書いていきたいと思います。ネタバレありなので、その点はご注意ください！
【東京ラブストーリー2020】第10話のあらすじ
第10話のあらすじです。タイトルは「秘密」。
完治（伊藤健太郎）は突然帰ってきたリカ（石橋静河）に困惑していた。リカは以前のように完治にずる休みをしてデートしようと提案するが、完治はリカを避けるようになっていた。ある日リカは、さとみ（石井杏奈）にNY土産を渡しに会いに行くが、そこで完治とキスをしたことを聞く。リカは完治に「ニューヨークに戻ることになった」と嘘をつき、完治の家を飛び出した。そして街で偶然和賀（眞島秀和）と再会するのだった・・・。一方、三上（清原翔）は長崎（高田里穂）の両親に会いに行き、結婚話を切り出すのだが・・・。
引用：FOD
タイトルの「秘密」とは、カンチとさとみの「秘密」でしょうか？それともそれ以外になにか？
カンチ、リカ、さとみの三角関係、どうなる？
三上は尚子の親に認めてもらえる？
【東京ラブストーリー2020】第10話のネタバレ
前回 第9話のラストシーン。
カンチとさとみがキス。
そして、リカ突然の帰国。
ここからどうストーリーが展開していくか、怒涛の第10話ネタバレです。
- 第1話のネタバレ感想｜リカの声が…1991年版との違いは？
- 第2話のネタバレ感想｜リカの名セリフが！？
- 第3話のネタバレ感想｜カンチの告白セリフは？
- 第4話のネタバレ感想｜さとみの傘は天然？
- 第5話のネタバレ感想｜リカが描いた絵は？
- 第6話のネタバレ感想｜カンチの誕生日に事件勃発！
- 第7話のネタバレ感想｜三上の封筒の中身は？
- 第8話のネタバレ感想｜尚子「泊めてほしいの」！？
- 第9話のネタバレ感想｜さとみ、カンチの看病で！？
https://twitter.com/tokyoLS_fod/status/1257958407912386560
リカ突然の帰国
カンチが仕事から帰って来ると、
「カンチ！」
リカの姿が。
嬉しそうなリカとは裏腹に、さとみのことで頭がいっぱいなカンチは困惑しています。
次の日、会社をズル休みして遊びに行こうと、カンチを誘うリカ。
カンチはそれを断ります。
会社で同僚に仕事終わってから飲みに行こうと誘われるカンチ。
一度は断りましたが、やっぱり行くことにしました。
帰りが遅くなると、カンチから電話を受けたリカ。
自分が送った絵ハガキが乱雑に置かれているのを見て、カンチの気持ちが離れて行っているのを感じます。
そして、絵ハガキをガサッとばらまきます。
さとみの告白
ニューヨークのお土産を持って、さとみの幼稚園を訪れたリカ。
さとみは、覚悟を決めて言います。
「リカさん、この後時間ある？
リカさんに話さなきゃいけないことがあるの。」
リカは何かを感じ取ったようです。
カフェでお茶するリカとさとみ。
「わたし、長尾君と、キスしたの。」
さとみが衝撃の告白をします。
経緯を話し、
「本当にごめんなさい。」
頭を下げて謝ります。
「できれば聞きたくなかったなー」とリカ。そして、
「さとみちゃんさ、カンチのこと、好きなの？
正直に答えていいよ、人を好きになる気持ちは、誰にも止められないからさ。」
さとみにダイレクトに質問します。
「今は、まだ分からない。」
さとみは答えます。
「今は、か・・・。」とリカ。そして、
「わたしは、超好き。世界で一番愛してる。どんなことがあっても、それは変わらないから。」
そう言い残して店を出ました。
その晩、仕事中のカンチにリカから電話が。
今夜の便で、ニューヨークに戻らないといけなくなったと、リカはカンチにウソをつきます。
リカ、和賀部長と再会
悲しい気持ちでカンチの家を出たリカは、街をウロウロします。
そこで和賀部長とバッタリ会います。
「エキシビジョン終わったから、お休みもらって、カンチに、カンチに・・・」
そう言いかけたリカ、急に涙がこみ上げて来ました。そして、
「どうしよう、どうしよう、和賀さん。カンチが、カンチがどんどん遠くに行っちゃう。」
和賀部長の胸に飛び込んで泣きます。
優しくリカを抱きしめる和賀部長。
あんな風に泣くリカは初めてで、見てるだけで悲しくなりました。
リカのいない部屋に帰宅したカンチは、乱雑に置いていたリカからの絵ハガキがきれいに整理されているのに気付きました。
そこに、明日の夜会いたいと、さとみから電話が。
三上、尚子の両親に会う
尚子との結婚を許可してほしいと、尚子の両親に話す三上。
結婚したら尚子を愛媛に連れて行くと、三上が突然言い出して、尚子と両親は困惑します。
そして、その場で、尚子に「この話はなかったことにして」と言われてしまいました。
「どう生きるべきかじゃなくて、自分がどう行きたいかを考えろよ。」
そう言い残して、三上は去りました。
カンチとさとみ、気持ちを確かめ合う
カンチの家を訪れたさとみ。
カンチはあの晩のことを謝ります。
「関口は友達として俺を励まそうとしてくれたのに、自分の弱さをリカのせいにして、関口まで傷つけて、ホント、申し訳ないって思ってる。」
自分のことを情けない男だというカンチに、さとみは、
「情けなくない。長尾君は人の痛みの分かる、優しい人だよ。
わたしはこれまで、長尾君ほど優しくて、正直な人に出会ったことない。
きっとこれから先も、一生出会わないと思う。」
呆然とするカンチに、さとみは続けます。
「友達としてなんかじゃなかったの。あの日からずっと、長尾君のことばっかり考えてる。
自分が最低なこと言ってるっていうのも分かってる。
どれだけ綺麗事を並べても、リカさんにとってわたしは悪者でしかないことも。
でも、それでも、わたし・・・」
ここで、カンチがさとみを抱きしめます。
「これ以上話さなくていいよ。
俺が関口を好きになったんだ。」
さとみを悪者にさせない、カンチの優しさでしょうか。
「わたしも、長尾君が好き。」
「でも、こういうのは良くないと思う。
ちゃんとリカと別れるまで待っててほしい。」
そう言って、さとみの手を離しました。
カンチのせめてもの誠実さ、ですね。
カンチ、別れを切り出す
時が流れて、夏に。
帰国するリカに会いに行くカンチ。
行きのタクシーの中で、さとみに電話します。
「ちゃんと会って、別れて来る。全部終わったら、会いに行くから。」と。
空港で待つカンチのもとに、リカの姿が。
二人で歩いていると、リカが言います。
「もうすぐだね、海の見える神社のお祭り。」
そこでカンチが、
「ごめん、リカ。お祭り一緒に行けない。別れたいんだ。」
「なんで？」とリカ。
「他に好きな人ができた。」
「さとみちゃん？」とリカ。うなずくカンチ。
「分かった。考えといてあげる。」そう言ってリカは、去って行きました。
カンチはその後、びしょ濡れでさとみの家へ。
「ごめん、もう少し時間がほしい。ごめん。」
そうさとみに言いました。
「長尾君のこと、信じてるから。」さとみは笑顔で答えます。
リカ、妊娠していた
三上は研修医として在籍する病院の窓口で、母子手帳を受け取るリカを見かけます。
そしてリカが妊娠していることを、電話でカンチに知らせます。
カンチはびっくりして、リカを呼び出します。
産むというリカに、カンチは、どうしてそんな大事なこと相談してくれなかったんだと怒ります。
帰って来て、会って直接言おうと思っていたリカ。
でも、会っていきなりカンチから別れを切り出されたので、言えなかったと。
「言えるわけないじゃない、この赤名リカが。」
目に涙を溜めて、リカは叫びます。
ここでエンディングになります。
【東京ラブストーリー2020】第10話の感想
1991年版を知った上で観た【東京ラブストーリー2020】第9話の感想です。
さとみの気持ち
自分が尚子の存在にあんなに苦しめられたのに、今度は自分が他の人を苦しめる存在になってしまったさとみ。
そのことに悩みつつも、カンチへの気持ちを止められません。
カンチとキスしたことをリカに正直に話し、潔く謝ります。
でも、カンチに相談せず、自らの判断でそういう行動に出たことは、果たして良かったのか？
カンチは、さとみが自分とキスしたことをリカに伝えたという事実を、まだ知らないんじゃないかと思います。
さとみは守られるべき弱い女性と、カンチは思っているかもしれません。
でも、本当はなかなか芯が強く、もしかしたら、カンチなんかよりも強い女性なんじゃないかと思います。
和賀部長
カンチがリカとのことで悩んでいる時、和賀部長がアドバイスし、
リカがカンチとのことで悩んでいる時、和賀部長が現れます。
登場頻度は高くないけど、なかなか重要な存在です。
街でリカと再会し、泣き崩れるリカを抱きしめる、和賀部長の優しい眼差しや仕草を見ると、まだリカのことが好きなのかな？と感じたりします。
次回予告では、和田部長がカンチにつめ寄っていました。
いつも穏やかな和賀部長が、めずらしく声を荒げます。
何が和賀部長をそうさせたのでしょう？
リカの妊娠
これには衝撃を受けました。
1991年版では完全にない展開です。
リカが妊娠なんて、考えたこともありませんでした。
原作ではそうなのかな？
そして、「言えるわけないじゃない、この赤名リカが」というセリフが、とても印象的でした。
自分と別れたいと言っている相手に、妊娠していることを伝えると、どうなるか？
別れを撤回することになるかもしれません。
気持ちが離れてしまっている相手を、「妊娠」という事実によって自分に縛り付けることになる。
誰よりも自由を愛し、誰よりも気持ちの繋がりを大切にするリカに、そんなことできるはずがない。
そういう気持ちから出た言葉だったのかな、と思いました。
ちなみに、タイトルの「秘密」は、カンチとさとみのキスのことかと思わせて、実はリカの妊娠のことだったのでしょうか？
重大な「秘密」でした。
【東京ラブストーリー2020】第11話はどうなる？
リカの妊娠を知り、リカとさとみの間で揺れ動くカンチの気持ち。
「長尾君を失いたくない」カンチに抱きつくさとみ。
そして、リカがいなくなった・・・。
カンチの決断は？
