この記事では、バターコーヒーを作り続けて2年の僕が、本家「完全無欠コーヒー」のレシピに基づく「やせるバターコーヒー」の作り方をします。
用意するもの
- グラスフェッドバター(ギー)10g
- MCTオイル 小さじ1杯
- コーヒー豆 15g
- お湯 250ml
- ブレンダー
作り方
- 250mlのお湯でコーヒーを淹れる
- バターとMCTオイルをコーヒーに入れる
- ブレンダーでしっかり撹拌する
バターとMCTオイルの量は、好みに合わせて調整してください。ただし、朝食をバターコーヒーに置き換えるなら腹持ちの良さは大事ですので、たっぷりのお湯でコーヒーを淹れ、バターを多めにするのがおすすめです。
- バターコーヒーはしっかり撹拌しないとダイエット効果が弱まります
- バターコーヒーが泡立たなくて悩んでいる人におすすめの記事です
バターコーヒーの効果としてはまず、集中力がアップします。そして、腹持ちが良いので間食も減り、ダイエットにもなっています。
僕がバターコーヒーを飲むようになったきっかけはこの動画。YouTubeの人気チャンネル【クリスの部屋】。
クリス「ぶっとぶぜ!」(笑)
ルゥク
とまあ、僕がバターコーヒーを飲み始めたきっかけは置いておいて、さっそくバターコーヒーの作り方について紹介していきます。
撹拌におすすめのブレンダーはこちら!

目次
バターコーヒー(完全無欠コーヒー)とは?
バターコーヒーは、「BULLETPROOF COFFEE(完全無欠コーヒー)」と呼ばれ、シリコンバレーの起業家デイヴ・アスプリー(Dave Asprey)が著書「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」で紹介したもの。チベットのバター茶からヒントを得て考案されました。
ダイエットに効果的と言われています。
\バターコーヒーの生みの親/
僕もこの本読みました。以下は引用(太字、当サイト)。
このコーヒーは脳を復活させ、食物への渇望から解放してくれた
引用:シリコンバレー式自分を変える最強の食事
それで、バターコーヒーは(1)集中力アップ、(2)ダイエットに効果があると言われています。この記事では特にダイエット効果に注目します。ただし、正しい方法でバターコーヒーを作らないと、ダイエット効果は期待できません。
まずは、バターコーヒーでやせる理由を理解しておきましょう。
バターコーヒー(完全無欠コーヒー)でやせる理由
(バターコーヒーダイエットでは)バターとMCTオイルによって昼間で満腹感を持続させつつ、糖質をとらない断食(ファスティング)時間を長くすることで、腸内環境を整えたり、体が脂肪を代謝しやすい状態を作ります。
この本によると、「バターとMCTオイルによって満腹感を持続させる」ことで、断食(ファスティング)を長くするとあります。
ファスティングは通常、14〜16時間が理想とされています。前日の夕食から昼食までの間、バターコーヒーだけでやり過ごす(糖質を入れない)ようにします。毎日ファスティングをすることで、体が脂肪を代謝しやすい状況になります。
ですから、やせる「バターコーヒー」を作る1つ目のポイントは、バターとMCTオイルをしっかり入れ、腹持ちをよくし、ファスティングを助けることです。
もう一つの作り方のポイントは撹拌です。バターコーヒーはただコーヒーにバターを入れてスプーンで混ぜるだけではだめなようです。
コーヒーに加えるバターやオイルを、ただ混ぜるだけでなく、溶かし合わせることも大切だ。
というのも、バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。
胆汁からも生成されるミセルだが、多ければ多いほど脂肪が使われやすくなる。
つまり、バターをコーヒーにブレンドすることが、脂肪をエネルギー源とする体の働きを助けるのだ。
バターの包み紙をはぎ、スニッカーズみたいにかじりつつコーヒーを飲んでも、結果は同じにならない。
バターやオイルがミセルという状態に分解されれば、脂肪が使われやすくなるとのこと。つまり、バターとコーヒーはしっかりと撹拌することではじめて、ダイエット効果を期待できるのです。
やせる「バターコーヒー」のポイント2つ
やせる「バターコーヒー」のポイント2つ
- バターとMCTオイルはしっかり入れる
- バターとコーヒーをしっかり撹拌させる
この2つのポイントを抑えながら、バターコーヒーを作ってみてください。僕の場合は、スルスルと体重が落ちていきました。
もし、正しいバターコーヒーを作って飲んでも痩せない場合、他に問題があるかもしれません。以下の記事をごらんください。

バターコーヒー(完全無欠コーヒー)の作り方
用意するもの
- グラスフェッドバター(ギー)10g
- MCTオイル 小さじ1杯
- コーヒー豆 15g
- お湯 250ml
- ブレンダー
作り方
- 250mlのお湯でコーヒーを淹れる
- バターとMCTオイルをコーヒーに入れる
- ブレンダーでしっかり撹拌する
バターコーヒーは通常、グラスフェッドバター(牧草牛のバター)を使います。とはいえ、クリスの動画でもあったようにグラスフェッドバターから抽出された、栄養分がより豊富なギーオイルを使うこともできます。
ギーオイルとは?
- ギーオイルとはグラスフェッドバターから不純物を取り除いた純粋な乳脂肪のこと。
- TIME誌(米国)で「最も健康的な食品50」に選定されています。豊富なビタミン、不純物がない、消化しやすいといった特徴があるので、オススメです。
クリスが使っていたギーオイル【GHEE EASY】
用意する食材と器具「レシピ」
バターコーヒーを作る際、用意する食材と器具は以下のものです。
- グラスフェッドバター(ギー)10g
- MCTオイル 小さじ1杯
- コーヒー豆 15g
- お湯 250ml
- ブレンダー
ギーオイルやMCTオイルの量は、好みに合わせて調節できます。ただし、入れすぎると胃がもたれたり、気持ちが悪くなったりする人もいるようですので、少なめから始めるのが良いかと思います。
僕の奥さんは、ギーオイルがあまりカラダに合わないようで、入れすぎると気持ちが悪くなります。
作り方
- 250mlのお湯でコーヒーを淹れる
- バターとMCTオイルをコーヒーに入れる
- ブレンダーでしっかり撹拌する
作り方は基本的には上記の3ステップです。以下は、僕が作っている方法を具体的に説明します。
バターコーヒーの作り方1「準備」
実際に作った動画
まずはコーヒーを淹れます。「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」によると、コーヒーはできるだけ良質のものをフレンチプレスで淹れると良いとのこと。コーヒーに含まれるコーヒーオイルもたっぷり飲むことができます。
動画ではハンドドリップでコーヒーを淹れていますが、今では僕もフレンチプレスを買って、コーヒーオイルを楽しんでいます。
関連記事僕が今使っているフレンチプレス
関連記事バターコーヒーに合うコーヒー豆とは?最適な条件と実際に飲んだ感想 →
コーヒーはブレンダー付属のポット(HARIOクリーマー)に直接注ぎます。これが便利。耐熱性ガラスなので、安心です。
僕が使っているのは【HARIOクリーマー・キュート】(公式サイト)というもの。
バターコーヒーにおすすめのブレンダー4選【決定版】でも紹介していますが、とにかく使い勝手がいいので、おすすめです。
バターコーヒーの作り方2「投入」
ギーオイル(グラスフェッドバター)とMCTオイルをポットに入れます。何も難しいことはありません。ギーオイルはスプーンですくい、コーヒーの中に入れるだけ。トゥルンと落ちます。
画像のように、コーヒーに油が浮いているような状態になります。
僕が使っているギーオイルは【GHEE EASY】。クリスが使っていたので、買いました。
ちなみに僕はコストコで買いました(21年3月時点でCOSTCOで見かけなくなりました。ネットで買う方が安全です)。僕が使っているMCTオイルはこちら。
バターコーヒーの作り方3「撹拌」
最重要ポイント、コーヒーとギーオイル・MCTオイルを「撹拌する」です。ブレンダーを使ってだいたい30秒ほどでしっかりと溶け合わさります。目安は泡がこんもりとたまるまで。
「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」にはこうあります。大事なポイントなので引用します(太字は当サイト)。
コーヒーに加えるバターやオイルを、ただ混ぜるだけでなく、溶かし合わせることも大切だ。というのも、バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。
胆汁からも生成されるミセルだが、多ければ多いほど脂肪が使われやすくなる。つまり、バターをコーヒーにブレンドすることが、脂肪をエネルギー源とする体の働きを助けるのだ。
バターの包み紙をはぎ、スニッカーズみたいにかじりつつコーヒーを飲んでも、結果は同じにならない。
そうなんです。コーヒーとバターをしっかり溶かせ合わせないと、脂肪をエネルギーに変換する、つまりダイエット効果が期待できないんですねー。
スプーンでチャチャッと混ぜるだけではダメ。
そこで、ブレンダーの登場。こうした道具を使って、コーヒーとバターをしっかりと撹拌させることが大事なポイントです。
出来上がったらコーヒーカップに注ぎだし完成です〜。
バターコーヒーの味は?
バターコーヒーの味はというと、僕は好きなほうです。バターの風味が少し香りリラックス効果があります。また、ブレンダーでしっかりと泡立てるので口当たりはマイルド。
とはいえ、バターやギーオイルがコーヒーと混じり合った独特の風味が苦手という人もいるようです。それでも「コーヒーとは別物」「ダイエットのための飲み物」と考えればぜんぜんありな味だと思います。
ちなみにMCTオイルは無味無臭です。
バターコーヒーは撹拌して作りましょう
ここまでバターコーヒーの作り方について紹介してきました。やはりポイントはしっかりと撹拌させること。ダイエット効果を期待できるだけでなく、コーヒーもクリーミーになり味もしっかり美味しいですよ。
撹拌の効果
- ダイエット効果が期待できる
- 泡立ちが良くなり
- クリーミーになり美味しい
そのためには、きちんとしたブレンダーを購入してください。おすすめの機種はこちらの記事でご確認を。
導入部分のYouTube動画でクリスは、ハンドブレンダーをそのままコーヒーに突っ込んでいますが、そうするとだいたいコーヒーがビャ〜ッと溢れます。
僕が使っている蓋付きのハンドブレンダー【HARIOクリーマー・キュート】はおすすめで。しっかり撹拌ができ、コーヒーがこぼれ出てくることがありません。仕上がりもとてもクリーミーですよ。
実際に僕が撹拌した動画
カラーはホワイトもありますが、僕はこのブラウンが好きです。
毎日使っていると、当然ですが電池が弱ってきます。急に使えなくなるのではなく、だんだんパワーが弱まってきます。
バターコーヒーを作っていて、最近撹拌スピード遅いな?と思ったら、即電池交換するのがおすすめです!
いずれにせよ、バターコーヒーを作る際は、ダイエット効果を十分に得るために、しっかりと撹拌しましょう。
【HARIOクリーマー・キュート】の注意点
【HARIOクリーマー・キュート】は蓋付きのブレンダーであるということが最大のポイントなのですが、一つだけ気をつけたいのは、コーヒーを入れすぎた状態でブランダーで撹拌すると、注ぎ口からチョロっと溢れ出てしまうことです。
目安はMILKの目印。ここが100mlです。ここを超えてあまり入れすぎるとコーヒーが溢れるの注意。
とはいえ、このラインを少し超える程度(120ml)であれば、全力で撹拌しても溢れることはありません。コーヒーを多めにいれたとしても、クリーマーの角度を上手に調整すれば大丈夫です。
追記:最近では、120ml無視して、250ml入れています。慣れると、角度をうまく調整すれば、あふれることはありません。
やせる「バターコーヒー」の作り方:まとめ
以上、バターコーヒーのかんたんな作り方でした。食材と道具を揃えたら、バターとコーヒーがしっかりと混ざることを意識しながら作ってみてくださいね。
用意するもの
- グラスフェッドバター(ギー)10g
- MCTオイル 小さじ1杯
- コーヒー豆 15g
- お湯 250ml
- ブレンダー
作り方
- 250mlのお湯でコーヒーを淹れる
- バターとMCTオイルをコーヒーに入れる
- ブレンダーでしっかり撹拌する
やせる「バターコーヒー」のポイント
- バターとMCTオイルはしっかり入れる
- バターとコーヒーをしっかり撹拌させる