「ブログを始めて3ヶ月。PVが全く増えない……」
「トレンド記事を書くだけで月22万PVにもなるの?」
「トレンド記事って資産になるの?初心者が手を出しても大丈夫?」
僕も同じ思いをしたことがあります。そんなブログ初心者で、噂に聞く【トレンド記事】を書こうかどうか迷っている方に向けて書いています。
僕は2018年12月、1ヶ月のみでPV22万を達成しました。証拠写真です。
リアルタイムの最高ユーザー数は425。このあとサーバーがダウンしました(某サーバーの一番安いプランだった…今はエックスサーバー)。
「こんなもんが証拠になるか〜〜〜!!」
皆さんのツッコミはよくわかります。今の時代、いくらでも合成写真を作れることは百も承知です。しかし、アナリティクスの詳細な情報を載せることもできないので、これで勘弁してください。
この記事の信憑性はこれから書く内容で判断していただければと思います。僕のツイッター(@LuQ_mini)のフォロワーさんであれば、僕がリアルタイムでギャーギャー騒いでいたので、信じてくれるとは思いますが…(笑)
僕は2018年9月からブログを始めて、11月30日までにブログを100記事書きました。
3ヶ月の総PVは約6,000。
- 9月→355
- 10月→2,141
- 11月→3,995
しかし!
12月はたったの1ヶ月でなんと22万PVを荒稼ぎしました。
この記事ではその具体的な方法3つと、その後の感想を書きたいと思います。
はじめに:【トレンド記事】とは?
始めにこの記事の核となる言葉、【トレンド記事】とは何かを、簡単に説明させてください。【トレンド記事】とは「一時的に検索数が急上昇するキーワードを狙った記事のこと」です。キーワードには季節イベントやテレビ、ネットの話題が含まれます。
例えば、3月なら「お花見情報」「卒業式・入学式」、10月なら「ハロウィン」や「ドラフト会議」に関係したキーワードが「トレンドキーワード」になります。
僕が選んだトレンドキーワードは?
僕がトレンド記事を書こうと思ったきっかけはこのブログ達人のツイートです。
とにかく結果と成功体験が欲しかった〜〜!
そして、僕が選んだキーワードは「テレビのお笑い特番」でした。具体的には「M-1グランプリ」です。僕の中では【雑記ブログ内のトレンドカテゴリー】と呼んでいますww
トレンドでも、ノージャンルで闇雲に書くのではなく、「選択と集中」戦略を採用。
ジャンルを1つに絞り、そこに全力を注ぎました。
僕がなぜ「お笑い特番・M-1グランプリ」選んだかというと、単純に「トレンド記事にチャレンジしよう!」と決めたのが11月だったからです(笑)毎年「M-1」は12月開催ですからね。
あと、お笑い番組を見るのが大好きなので、書くときのストレスが少ないと思ったのも理由です。
僕は「テレビのお笑い特番のトレンド記事」で、月22万PVを達成できました。
【トレンド記事】で月22万PVを達成した具体的な手法
それでは、早速、ブログ初心者が【トレンド記事】に挑戦し、たったの1ヶ月で22万PVを獲得した、具体的な手法を書きます。
手法1:記事の塊を作る
トレンド記事はしばしば「チラシ記事」「ペライチ記事」と揶揄されます。ライバルに勝つためには、とにかく記事を早くアップする必要があります。そうするとどうしても記事の内容が薄く・軽くなってしまうので、そう呼ばれます。要は「使い捨て記事」という意味ですね。
当時の僕のブログは総PV6000、ドメインパワーもなきに等しい状態でした。そんな状況で内容が薄い「ペライチ記事」を書いても、絶対に勝てないと思いました。
実は「トレンドジャンル」はレッドオーシャンで、競合はかなり強いんですね。
そこで僕は、【記事1本】ではなく、【記事の塊】で勝負しようと思いました。
具体的には?
「M-1グランプリ」の場合、【勝負記事】は「M-1の優勝速報」でした。
しかし事前に【記事の塊】として、決勝進出者のプロフィールを、コンビの数だけ書きました。
さらに、審査員に関する記事も書きました。結果、【勝負記事】を書く前に【記事の塊】として9記事を公開できていました。
そうすることで、Googleに「僕はM-1の記事をたくさん書いてますよ〜〜〜」とお知らせしていたつもりです(笑)。
さらに明確なメリットとして【勝負記事】にたくさんの内部リンクを張ることができました。これはSEOにもページセッションにも有利に働きました。
【ペライチ記事】ではなく【記事の塊】で勝負するなら、検索上位表示を狙えて、PVも上がる
手法2:ネガティブなワードを狙う
トレンドキーワードの性質には「ポジティブ」と「ネガティブ」があります。PVを稼ぐため有利な普段は「ネガティブキーワード」を狙うことです。
例えば、「結婚ニュース」よりも「離婚ニュース」の方が、長く報道される傾向があります。「他人の不幸は蜜の味」ですね。この言葉は科学的に証明されているようです。
具体的には?
僕がこれに気づいたのは全くの偶然です。みなさん「2018M-1グランプリ」と聞いて何を思い浮かべますか?「チャンピオンは霜降り明星!」よりも「久保田と武智、上沼恵美子への暴言騒動!」ではないでしょうか?
実際、Yahoo!ニュースのエンタメ・ジャンルで表示され続けたM-1ニュースは、「上沼恵美子への暴言騒動」です。
この騒動が起きた時、僕は前述の【M-1優勝結果】の記事を内部リンクで補強できると思い、かなり早い段階で「上沼恵美子への暴言騒動」をブログに書き公開しました。
それが思いがけずバズww。
最終的に一番多くPVを稼いだのは【M-1優勝結果】ではなく【上沼・暴言騒動】関連の記事でした。
【ポジティブ】ではなく【ネガティブ】なトレンド記事は、長く読まれて、PVが上がる
この手法は嫌がる人も多い
とはいえ、この手法は嫌がる人も多いと思います。ネガティブなトレンド記事って、ほぼ「ゴシップ記事」ですからね。それでも、事実として、僕の12月のトレンド記事で一番多く読まれた記事は、ネガティブなテーマでした。
22万PVのうち3万PVがネガティブテーマ。実に13%をしめたのです。
注意(2019年1月の気づき):PVは増えるが、アドセンス単価は低
これは、確実なデータがあるわけではなく、実感でしかありませんが。
ネガティブ記事は、PVは増えます。しかし、そこに表示されるアドセンス広告の単価は低いと思いました。
今後、もう少し細かく検証して、またブログに書きたいと思います。
手法3:必ず感想を書く
トレンド記事でPVを稼ぐ3番目の方法は、必ず「感想を書く」です。ペライチ記事の多くは、書き手の感想があるようで、ないです。個人的な感覚ですが、「感想」というよりも「相槌」に近い気がします。
ですから、トレンド記事とはいえ、自分の考えや感想をしっかり書き込めば、競合との差別化ができます。またGoogleのSEO的にも、個人の体験や感想は評価されると思い、そうしました。
これは、トレンドのテーマを「お笑い番組」に特化していたことが功を奏しました。自分が大好きなジャンルだったので、感想を書きやすかったです。もしジャンルを無制限にしてしまうと、テーマに対する知識や情報が限られてしまい、しっかりとした感想が書けないと思います。
具体的には?
「M-1グランプリ」の場合は、ネタをみた感想を書きました。先ほどのネガティブな話題であっても、自分の感じ方を丁寧に書きました。
そして、これは大切なことですが、検索表示されるタイトルに必ず「感想」をつけました。SEOに効果があると思った(多分ですww)のと、検索時のクリック率が上がると思ったのが理由です。
ちなみにこの記事のタイトルも『【トレンド記事】でブログ初心者がPV22万(月)を達成した方法5つ&感想!』(笑)。僕であればただの成功ノウハウより、個人の体験記を読みたいので、「感想」をつけました。
「感想」を丁寧に書き、タイトルに含めることで、PVが上がる
1ヶ月【トレンド記事】 チャレンジを終えた僕の感想
ブログ初心者の僕は、【トレンド記事】をテーマに、上記の手法3つを使い、月22万PVを達成しました。収益は7万円ほど。これは、3ヶ月で1300円しか稼げなかった僕にとっては、大大大成功と呼べるものです。
しかし、だからといって手放しで喜べないのもまた事実。トレンドで月22万PVを達成した感想をメリットとデメリットに分けて説明します。
感想/メリット
まずはポジティブな感想、メリットを4つ書きます。
その1:収益増
まずは当然、収益が5桁に到達したことです。これは嬉しかったです。毎朝目が覚めたら、アドセンスの収益が1000円、2000円と入っている時期がありました。まさに「ブログドリーム」です。
その2:スキルアップ
トレンドはスピード勝負で検索上位に表示されやすいです。上位表示されると、次はさらに上を目指すようになりました。その結果、SEO対策のスキルが自然と上がっていきました。
検索上位表示を実体験できるのは、とても貴重な財産です。
また、トレンド記事は世間の関心事やニーズをつかむ練習にもなります。「ネガティブな話題はPVが伸びる」なんて、まさにトレンド記事で学べたことです。
ニーズをつかむ感覚は、PVを増やすのに役立つだけではなくて、アフィリエイトを成約させることにも大変役立つスキルです。稼ぎながら、ブログスキルを学べるなんて、素敵な方法ですよね。
その3:資産にもなる
確かに「トレンド記事=ゴミ記事」と呼ばれることがあります。それは資産になりにくいからです。とはいえ、「資産になるトレンド記事もある」のでは?と思いました。
例えば、僕がチャレンジした「M-1」。これは打ち切りさえにならなけらば、毎年12月前後になると一定の検索数が見込めます。また、今年の記事をテンプレートにして、来年や過去の記事も書いていけば、データベース化することもできます。
このように、ジャンルを上手に選べば、「使い捨て記事の量産」を避けられると思いました。
その4:ドメインパワー強化
ブログを始めたばかりの初心者は、ドメインパワーが弱いので、検索上位表示を狙うのが難しいです。しかし、トレンド記事を書き大量にPVを集めることにより、ドメインパワーを強くすることができました。
このサイトでドメインパワーを計測できます。僕は22万PVを獲得した結果、1ヶ月で「1」から「12」まで上がりました。
感想/デメリット
次にネガティブな感想、デメリット4つです。
その1:PVの増減に消耗する
トレンド記事は消耗します!PVが爆発的に伸びているときは、いいんです。けれど、記事の賞味期限が切れて、PVがドンドン落ちてくるときの焦りと恐怖心といったらヒドイものです…。
僕は1日最高20.000PVを超えました。それが、15.000…10.000…8.000…5.000と減ってくると、気が気でなくなります。僕は5.000を割りそうになったとき、過去の栄光にすがり発狂しそうになりました(笑)けれど3.000くらいまで落ちると、開き直ることができました。今は2.000〜3.000(日)で安定しています。
その2:競合が多く常にリライトが必要
トレンド記事は初心者でもPVが集めやすいぶん、競合が多く、すでにレッドオーシャンです。偶然、上位表示を獲得しても、すぐにライバルたちがリライトした記事を投入してきます。
それに対抗するためには、いつも検索順位を確認しなければなりません。順位が落ちていれば、すぐにリライトして情報を増やし、ライバルに対抗しなければいけないのです。
これは、トレンドに限ったことではないかと思いますが、他ジャンルよりライバルが多いので戦いは熾烈だと思います。
その3:資産になりにくい
メリットで話したように、ジャンルを上手に選べば資産になるトレンド記事もあります。とはいえ、やはり流行に合わせて記事を書くので、資産になりにくいのは事実。記事には賞味期限があり、世間の関心がなくなれば、PVはガタ落ちするのがトレンド記事の宿命です。
その4:時間的制約がある
僕の場合、お笑い特番をリアルタイムにみながら記事を書くという戦略でした。ですから、その時間は必ず空けておかなければいけません。
もし、本業が忙しく、隙間時間を利用してブログを書いているような方は、「時間的制約」のあるトレンド戦略は厳しいかもしれません。
この辺りは友人のサイト「+1 accunmulation」に体験談がありますので、参考にどうぞ。
初心者はトレンド記事にチャレンジすべきか?
僕は【トレンド記事】にチャレンジして本当に良かったと思います。でも、トレンド専業になろうとは思いませんでした。常に流行にアンテナを張り、競合ライバルの動きをいつも気にしなければならないのは、精神的な消耗が激しすぎるからです。
現在は①ネタ切れした時 ②PVが恋しくなった時(笑)にトレンドを書いています。でも、【お笑い】は「トレンド記事」というよりも、すでに僕の主力コンテンツになっているので、書き続けています。
ぜひトレンドにチャレンジしてみてください
メリットの項目でも話したとおり、【トレンド記事】にチャレンジすることで、ブログに大切なスキルを一通り学ぶことができました。これが一番の貴重な財産です。
ブログ初心者で記事を書くのに慣れてきたら、【トレンド記事】にチャレンジするのは、ブログ上達の早道です。PVが集まらなくて悩んでいる方は、「検索上位表示」や「アドセンス報酬」といった成功体験を手に入れるために、チャレンジしてみてください。
僕のトレンドチャレンジの感想をまとめると次のようになります。
トレンドでブログ運営の基礎スキルをあげて、そこから自分が目指す方向性に進む
今、ブログで成果が出ない壁にぶつかっている人は、ぜひ「トレンドチャレンジ」を試してみてください。
スピード勝負ではなく、仕込み記事でトレンド勝負がしたいと言う方は【トレンド記事】1日4万アクセスを集めた方法「潜伏大作戦」とは?をご覧ください。
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